工進はこれまで発電機を中心に非常用電源市場の拡大に取り組んできましたが、昨今はポータブル電源が大きな市場を形成しつつあり、携帯電話のモバイルバッテリーから進化してきたポータブル電源は、ＥＣ市場を中心に普及し急成長をしております。

発電機はガソリンまたはカセットガスがあれば長時間の発電が可能ですが、エンジンを使用するため屋内では使用できません。また、使う時間によっては騒音を心配しなければならないなどのリスクがあります。一方、ポータブル電源は電池なので、予め充電しておけば屋内で使用できますし、騒音もほとんどありませんが、放電してしまうと充電が必要になります。そこで、発電機とポータブル電源それぞれの長所で短所を補うことを通じて独自性を追求するチャレンジを開始しました。

我々は商品を作ることが使命ですが、ユーザー様の視点は「困っていることを解決したい」というのが根底にあり、この場合だと「電気がほしい」ということで、発電機はあくまでも手段、ポータブル電源も一つの手段と考えました。
したがって、より一人でも多くのお困り事を解決し電気を提供できる選択肢を広げるためにポータブル電源の開発に着手させていただきました。

ポータブル電源市場は中国メーカーが上位を占めている且、我々は後発のメーカーになるので、より安全に使って頂けるものを作らなければいけないと考えております。
安全評価を重ねて、より安心して使って頂く品質の良いものを提供します。
従来のポータブル電源は三元系のバッテリーを使っているものが多いですが、工進はリン酸鉄のバッテリーを採用し、寿命の長いものを開発します。
デザインについても、京都に本社を構えるのでより日本らしさ、生活に馴染むデザインにこだわり作っております。
従来のポータブル電源は倉庫等に置くことが多いようですが、工進では生活様式に合う家庭のインテリアに調和する外観デザインを取り入れました。